○岐南町町道に設ける道路標識の寸法を定める条例
平成25年3月22日
条例第12号
(趣旨)
第1条 この条例は、道路法(昭和27年法律第180号。次条第1項及び第4条第1項において「法」という。)第45条第3項の規定に基づき、町道に設ける道路標識の寸法を定めるものとする。
(定義等)
第2条 この条例において「町道」とは、法第3条第4号に掲げる市町村道であって、本町がその道路管理者(法第18条第1項に規定する道路管理者をいう。)であるものをいう。
2 この条例において「道路標識」とは、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号。以下「命令」という。)第1条に規定する道路標識のうち案内標識及び警戒標識並びにこれらに附置される補助標識(これらの道路標識の柱の部分を除く。)をいう。
3 この条例において「案内標識」又は「警戒標識」とは、それぞれ命令第1条第2項に規定する案内標識又は警戒標識をいう。
(岐南町自動車専用道路に設置する案内標識及び警戒標識の寸法の特例)
第4条 本町が管理する法第48条の4に規定する自動車専用道路で当該自動車専用道路と法第48条の3に規定する道路等との交差の方式が立体交差であるもの(以下「岐南町自動車専用道路」という。)に設置する案内標識で、地名が表示されているものについては、地名を表示する文字の字数の多少により図示の横寸法を拡大し、又は縮小することができる。
2 岐南町自動車専用道路に設置する案内標識については、図示の寸法の3倍まで拡大することができる。
(岐南町自動車専用道路以外の町道に設置する案内標識及び警戒標識の寸法の特例)
第5条 岐南町自動車専用道路以外の町道に設置する「駐車場」を表示する案内標識については、便所を表す記号を表示する場合にあっては、図示の横寸法を図示の寸法の2.5倍まで拡大することができる。
3 第1項に規定する町道に設置する「登坂車線」及び「道路の通称名」を表示する案内標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法の1.5倍又は2倍に、それぞれ拡大することができる。
(案内標識及び警戒標識の文字等の大きさの原則)
第6条 町道に設置する案内標識及び警戒標識の文字及び記号の大きさは、図示の寸法がある場合には、当該寸法を基準とする。
(特定の案内標識の文字等の大きさ)
第7条 岐南町自動車専用道路以外の町道に設置する案内標識で、「入口の方向」、「入口の予告」、「方面、方向及び道路の通称名の予告」、「方面、方向及び道路の通称名」、「著名地点((114―B))」、「非常電話」、「待避所」、「非常駐車帯」、「駐車場」、「登坂車線」、「総重量限度緩和指定道路」、「高さ限度緩和指定道路((118の4―A・B))」、「道路の通称名」及び「まわり道」を表示するもの以外のものの文字の大きさは、町道の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値(ローマ字にあっては、その2分の1の値)を基準とする。ただし、必要がある場合にあっては、これを1.5倍、2倍、2.5倍又は3倍に、それぞれ拡大することができる。
設計速度(単位 キロメートル毎時) | 文字の大きさ(単位 センチメートル) |
70以上 | 30 |
40、50又は60 | 20 |
30以下 | 10 |
2 町道に設置する「方面、方向及び道路の通称名の予告」及び「方面、方向及び道路の通称名」を表示する案内標識については、矢印外の文字の大きさは、前項の規定によるものとし、矢印中の文字の大きさは、矢印外の文字の大きさの0.6倍の大きさとする。
3 町道に設置する「著名地点」を表示する案内標識の文字の大きさは、10センチメートルを標準とする。
4 町道に設置する「市町村」、「都府県」並びに「方面、方向及び距離」、「方面及び距離」、「方面及び車線」、「方面及び方向の予告」、「方面及び方向」、「方面、方向及び道路の通称名の予告」、「方面、方向及び道路の通称名」、「方面及び出口の予告」、「方面、車線及び出口の予告」、「方面及び出口」及び「著名地点」を表示する案内標識に、それぞれ市町村章、都府県章及び公共施設等の形状等を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、日本字の大きさの1.7倍以下の大きさとする。
5 町道であって都市高速道路等(命令別表第1に規定する都市高速道路等をいう。)であるものに設置する「方面及び方向」を表示する案内標識に路線を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、経由路線を表す記号については日本字の大きさの1.6倍以下、方面としての路線を表す記号については日本字の大きさの0.9倍以下の大きさとする。
6 岐南町自動車専用道路以外の町道に設置する「駐車場」を表示する案内標識に便所を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、駐車場を表示する記号の0.7倍以下の大きさとする。
(案内標識及び警戒標識の縁等の太さ)
第8条 町道に設置する案内標識の縁は、岐南町自動車専用道路以外の町道に設置するもので、「待避所」、「駐車場」及び「まわり道((120―B))」を表示するものについては9ミリメートル、「総重量限度緩和指定道路」及び「高さ限度緩和指定道路((118の4―A・B))」を表示するものについては16ミリメートル、「登坂車線」を表示するものについては10ミリメートル、「道路の通称名」を表示するものについては8ミリメートル、その他のものについては日本字の大きさの20分の1以上の太さを基準とし、案内標識の縁線及び区分線は、日本字の大きさの20分の1以上の太さを基準とする。
2 町道に設置する警戒標識の縁及び縁線は、12ミリメートルを基準とする。
(補助標識の寸法)
第9条 町道に設置する補助標識については、図示の寸法がある場合には、当該寸法を基準とする。
2 町道に設置する補助標識は、その附置される案内標識又は警戒標識の掲示板の拡大率又は縮小率と同じ比率で拡大し、又は縮小することができる。
附則
この条例は、平成25年4月1日から施行する。
別表第1(第2条関係)
案内標識
種類 | 番号 | 設置場所 |
待避所 | (116の3) | 待避所を示す必要がある地点の路端 |
駐車場 | (117―A) | 高速道路等以外の道路に設置されている駐車場を示す必要がある場所 |
総重量限度緩和指定道路 | (118の3―A) | 車両制限令(昭和36年政令第265号)第3条第1項第2号イに規定する道路管理者が指定した道路において設置を必要とする地点における左側の路端、車道の上方、中央分離帯又は交通島 |
(118の3―B) | 車両制限令第3条第1項第2号イに規定する道路管理者が指定した道路において設置を必要とする地点における左側の路端、車道の上方又は交差点における進行方向の正面の路端 | |
高さ限度緩和指定 | (118の4―A) | 高速道路等以外の道路のうち車両制限令第3条第1項第3号に規定する道路管理者が指定した道路において設置を必要とする地点における左側の路端、車道の上方、中央分離帯又は交通島 |
(118の4―B) | 高速道路等以外の道路のうち車両制限令第3条第1項第3号に規定する道路管理者が指定した道路において設置を必要とする地点における左側の路端、車道の上方又は交差点における進行方向の正面の路端 | |
道路の通称名 | (119―A・B) | 高速道路等以外の道路において設置を必要とする地点における左側の路端又は交差点における進行方向の正面の路端 |
(119―C) | 高速道路等以外の道路において設置を必要とする地点における左側の路端又は中央分離帯 | |
まわり道 | (120―A・B) | まわり道を示す必要がある交差点の手前の左側の路端 |
警戒標識
種類 | 番号 | 設置場所 |
10形道路交差点あり | (201―A) | 交差点の手前30メートルから120メートルまでの地点における左側の路端 |
右(又は左)方屈曲あり | (202) | 屈曲始点の手前30メートルから120メートルまでの地点における左側の路端 |
信号機あり | (208の2) | 信号機があるため道路交通上注意の必要が認められる地点の手前50メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
落石のおそれあり | (209の2) | 落石のおそれがあるため道路交通上注意の必要があると認められる地点の手前30メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
路面凹凸あり | (209の3) | 路面の凹凸があるため車両の運転上注意の必要があると認めれれる箇所の手前30メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
合流交通あり | (210) | 合流地点の手前50メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
車線数減少 | (210) | 車線数の減少始点の手前50メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
幅員減少 | (212) | 幅員の減少始点の手前50メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
2方向交通 | (212の2) | 2方向交通となる地点の手前50メートルから200メートルまでの地点における左側の路端 |
別表第2(第2条、第3条関係)
案内標識
待避所 (116の3) | 駐車場 (117―A) | 総重量限度緩和指定道路 (118の3―A) |
総重量限度緩和指定道路 (118の3―B) | 高さ限度緩和指定道路 (118の4―A) | 高さ限度緩和指定道路 (118の4―B) |
道路の通称名 (119―A) | 道路の通称名 (119―B) | 道路の通称名 (119―C) |
まわり道 (120―A) | ||
警戒標識
本標識板 | ╋形道路交差点あり (201―A) | 右(又は左)方屈曲あり (202) |
信号機あり (208の2) | 落石のおそれあり (209の2) | 路面凹凸あり (209の3) |
合流交通あり (210) | 車線数減少 (211) | 幅員減少 (212) |
2方向交通 (212の2) | ||
補助標識
補助標識板 | 注意事項 (500) |