2024年2月1日

  がん検診を受けよう!

 がん検診を受けていますか?

 日本人はおおよそ2人に1人が一生のうちに1度は「がん」と診断され、3人に1人が「がん」で亡くなっており、がんは日本の死亡原因の上位に位置します。

 しかし、がんは自覚症状がほとんどありません。早期発見・早期治療のために検診を継続的に受診することがとても大切です。がん以外の病気で精密検査が必要と判断される場合がありますが、要精密検査となった方は必ず精密検査を受けましょう。

 

 令和5年度のがん検診は終了しました

  検診実施項目

検診名 対象者 検診内容 自己負担 実施場所
胃がん      40歳以上 胃部X線検査 500円 集団検診実施会場
大腸がん 40歳以上 便潜血反応検査     (2日法) 500円
肺がん    (結核検診含) 40歳以上 胸部レントゲン検査  喀痰検査(該当者のみ) 500円
前立腺がん    (男性のみ) 50歳以上 血液検査 500円
肝炎ウイルス    検査 40歳以上 血液検査 500円
ピロリ菌検査 40歳以上 血液検査 無料
乳がん      (女性のみ) 30歳以上 マンモグラフィー検査(乳房X線検査)     視触診(希望制) 500円

集団検診実施会場

指定医療機関

子宮がん     (女性のみ) 20歳以上 子宮頸部細胞診 500円 指定医療機関

 ※検診はすべて年度末年齢(令和6年3月31日時点の年齢)で対象判定します。

 ※70歳以上の方(肺がん検診のみ65歳以上の方)は自己負担は無料です。

 ※生活保護世帯の方はすべて自己負担無料になります(事前に役場での申請が必要です)。

 ※肝炎ウイルス検査は、40・45・50・55・60・65歳が無料対象になります(国の健康増進事業のため)。

   ※肝炎ウイルス検査・ピロリ菌検査は、今までに受けたことがある人は対象外です。

 ※子宮がん検診の受診間隔は2年に1回です。(前年度受診された方は対象外です。)

 

令和6年度からの検診内容変更について

 市町村で行うがん検診は「対策型検診」と言われる検診です。

 対策型検診とは、「死亡率を減少させること」を目的としたがん検診です。厚生労働省の「がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針」に基づいて実施することが求められていることを踏まえ、見直しました。変更となる検診は以下の通りです。

      変更前(令和5年度まで)        変更後(令和6年度から)   
乳がん検診

  対象:30歳以上の女性

  受診間隔:原則2年に1回

 (集団検診会場のみ1年に1回の受診可)

    対象:40歳以上の女性

   受診間隔:一律2年に1回

 ピロリ菌検査 実施 実施しません

 この指針では、がんの死亡率を減少させることが科学的に証明されている検診や対象年齢・受診間隔が示されており、この指針に基づき実施することにしました。ご理解くださいますようお願いいたします。