2018年2月26日

1 インターネットの主な利用形態

  1. 情報の発信
    教科や特別活動、学校行事等における学習成果を基に必要な内容を厳選して学校のホームページで発信する。
  2. 情報の受信
    学校のホームページに対する意見を書き込み機能のあるツール、学校評価などで広く一般から受信する。
  3. 情報検索および収集
    ホームページ、電子メール等を利用して学習に関する情報を検索・収集したり、質問を送り、回答を得たりする。
  4. 教材作成
    ホームページ、電子メール等を利用して、授業で活用できる資料を収集したり、加工したりして、教材作りに活用する。
  5. インターネット利用による交流
    ホームページ、電子メール等を使用して、国内及び海外の都市、学校等との通信を行い、交流を図る。

2 個人情報の保護

  1. 個人情報とは、児童・保護者が特定できる情報(氏名・住所・電話番号・所属・出席情報など)やその児童・保護者に関する情報(成績・身体的特徴・家庭環境・健康状態など)を指す。
  2. ホームページに情報を掲載する場合には、児童あるいは保護者の個人情報を保護しなければならない。
  3. ホームページには個人情報を掲載してはならない。
  4. ホームページに写真を掲載する場合には、児童・保護者が特定できないよう配慮しなければならない。具体的は、次の点に留意する。
    個人が特定できないよう2名以上の児童・保護者が写っている写真を使用する。
    やむを得ず一人しか写っていない写真を使用する場合は、拡大表示しても顔が明確にわからないように加工する。
     
  5. ホームページに児童の作文・絵画等を掲載する場合には、児童本人及び保護者の了承をとる。具体的には、次の手順を踏む。
    • ページを作成する。なお、児童の作品の中に個人名がある場合は、姓を削除し名だけとする。
    • 保護者の承諾を得るために、掲載内容を伝え了承を得る。
    • なお、該当児童・保護者からページの修正・削除を求められた場合、速やかに適切な処置をとる。
       
  6. 本校に在籍する児童の保護者、羽島郡二町教育委員会その他の団体や組織あるいは個人から本校のホームページの内容に関する指摘を受けた場合は、速やかに校内で協議し、適切な措置をとらなければならない。

  7. ブログ機能を利用したページは、IDとパスワードを設け、定期的にIDとパスワードを変更していくなど、関係者以外は編集ができないよう十分な配慮 をする。また設置の際には、技術的・人為的に安定したセキュリティを保てるかどうかについて岐南町役場管理者へ相談する。 また、人為的なセキュリティの強化を行うために、運営される集団において情報モラル・メディアリテラシーに関する啓発活動を行うこととする。

3 E-mail(電子メール)の取り扱い

  1. 他校及び外部の組織・団体または個人へのE-Mail(電子メール)の送信は、本校のアカウントを使用して授業担当者の支援・監督の下で行うものと し、宛先や内容についてチェックした上で送信する。その際、児童の姓名などの個人情報の取り扱いについては特に留意する。
  2. 交流などを目的とした電子メールの送信で、相手が特定される場合には、教育上必要と認められる範囲内において姓名、写真、年齢、趣味・特技その他自 己紹介程度の個人情報を記載することができる。ただし、いかなる場合も児童の住所及び電話番号は記載してはならない。
  3. 他校及び外部の組織・団体または個人からの電子メールの受信は教職員が行い、必要と認められる場合は、その複製または印刷したものを児童に渡すこととする。

4 留意事項

  1. インターネットを利用する場合には、他人の中傷をしない、著作権、知的所有権に配慮するなど、インターネットにおける基本的モラルに留意するとともに、児童の情報モラルの涵養を図るものとする。
  2. インターネットの特性を考慮し、教育上有害な情報の取り扱い等の指導を徹底する。
  3. 校内でブラウザを利用して、情報を検索・閲覧する際には、岐南町役場管理者が設定するカテゴリ・用語により、閲覧制限がなされているため、青少年にふさわしくない情報が表示されない。

5 取り扱い責任者

学校長は、インターネットの利用の適正を図るため、セキュリティ管理責任者及びインターネット取り扱い責任者を置く。

6ホームページでのガイドラインの明記

本ガイドラインを本校のホームページ上に掲載する。
   
付則
このガイドラインは平成23年7月1日から施行する。