2025年3月1日

 岐南町では一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみの適正処理やエコステーションの運営など資源リサイクルによるごみ減量に取り組んできました。また町廃棄物等減量推進協議会を設置し、紙類のリサイクルを推進するため「雑がみ」回収の導入や、可燃ごみ袋の利便性向上のため袋の形状変更などにも取り組んできました。
 そうした中、令和9年4月稼働予定で羽島市内に建設中の新しいごみ処理施設の負担金は、各市町のごみ排出量により決定されることから、ごみ減量への取組みが急務となりました。そしてこれまでのごみ減量策では、ごみ減量効果が薄いことから、減量効果の高いごみ有料化の検討を行うことになりました。加えて、自治会のごみ収集の負担軽減を図るべく収集方法の見直しを併せて検討することになりました。

 この検討にあたっては、町廃棄物等減量推進協議会を新たに「岐南町廃棄物処理対策協議会」に改め、岐南町議会議員、自治会長、環境美化監視員、有識者、町内事業者、公募による委員、合計11名で、令和6年6月から協議を始めました。この協議は同年9月までに計4回開催され「岐南町におけるごみ処理の基本方針について(提言)」として岐南町長に手渡されました。
 町はこの提言を重く受け止め、自治会の在り方検討会や環境美化監視員、またパブリックコメント等の意見を踏まえ、「岐南町ごみ有料化の基本方針」を定めました。

 

 岐南町ごみ有料化の基本方針