2025年7月7日
伝染性紅斑は、ほほが赤くなることからリンゴ病とも呼ばれ、お子さんに多い感染症です。
昨年秋ごろから、全国的にも、県内でも患者が増加しています。
どんな病気?
ヒトパルボウイルス B19 による感染症です。
感染すると 10~20 日後に、両頬に赤い発疹や手足にレース状の発疹が現れます。
お子さんがかかることが多く、ほとんどは軽い症状で自然に治りますが、
妊婦さんが感染すると胎児の異常(胎児水腫)や流産を起こすことがあります。
感染経路と予防法
咳やくしゃみのしぶきによる飛沫感染や、
ウイルスのついた手で鼻や口に触れることによる接触感染でうつります。
感染した人が、周りへの感染力を持つのは症状が出る前の期間で、
赤い発疹が現れたころには、周りの人にうつすことはほとんどありません。
そのため、気づかないうちに感染してしまうことがあり、ワクチンもないため
予防は難しい面もあります
手洗いや咳エチケットなど、
日ごろの基本的な予防対策が大切です。
妊婦さんや、妊婦の周囲の方は特に予防に心がけましょう。
◯詳しくは、岐阜県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/439393.html