2020年6月1日

 東日本大震災では、電気・水道・ガス等の供給が滞り、また、満足に食糧が調達できませんでした。東海地震や南海トラフ地震が発生した場合には、東日本大震災と同様の被害が岐南町においても発生する恐れがあります。そのような事態に備えて、町では食糧等を備蓄しておりますが、行政の対応には限界があります。
 そのため、「自分の身は自分で守る」自助の意識のもと、町民の皆様には1週間分の食糧・水・熱源となるカセットコンロ等の備蓄をお願いしております。また、断水時に備え非常用トイレセット(凝固剤や汚物袋がセット)を用意する必要があります。
 最低限家庭での備蓄が必要なものは、大きな災害が発生する前にぜひそろえましょう。

 また、新型コロナウイルス等の感染症対策も重要な課題となります。町も備蓄していますが、数に限りがあります。最低限自分の分は蓄えておきましょう。

「あのとき買っておけばよかった」と後悔した時では遅いのです。

飲料水として1人当たり1日1リットル、調理等に使用する水を含めると1日当たり3リットル必要です。

食糧

7日分*3食=21食分あると余裕がありますが、これから備蓄を始めるという方は、最低限3日分*3食=9食分の用意から始めましょう。調理不要のものがおすすめですが、加熱が必要なレトルト食品等を用意する場合は、熱源(カセットコンロ)もあわせて備蓄する必要があります。

カセットコンロ

ガスが寸断した場合には、温かい食べ物を用意するために必要です。ボンベも必要になりますので、忘れずに用意しましょう。

非常用トイレセット(凝固剤や汚物袋がセット)

断水して水洗トイレが使用できない恐れがあるので、住家に被害がない場合でも必要になります。凝固剤や汚物袋がセットのものがおすすめですが、用途を調べて購入しましょう。

マスク(または代わりになるもの)

感染症対策としてマスクを準備しましょう。マスクがない場合は、代わりになりそうなもの(キッチンペーパー等)を準備しましょう。

消毒液

共有部分にてドアノブ等を触った後にこまめに手を消毒するためにも準備しましょう。

体温計

自分自身や家族の体温チェックは毎日行います。家族用の体温計を準備し、毎日測定しましょう