2020年8月31日

セルフメディケーションとは?

   セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。

 例えば、適度な運動をする、十分な睡眠をとる、バランスのとれた食事を心がける、体調管理(体温・体重・血圧等の測定)、特定健康診断の受診、がん検診の受診、予防接種を受けるなどが挙げられます。

 日頃から健康を意識することで、健康の維持、生活習慣病等の予防や改善、ひいては医療費の節約につながります。

OTC医薬品の活用

   OTC医薬品(市販薬)とは、薬局・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品のことです。

 軽度な身体の不調を手当てするためにOTC医薬品を利用することで、医療費を節約できる場合があります。

 ただし、飲み合わせによる副作用が現れる可能性のあるときは薬剤師に相談する、体調が改善しない場合はすみやかに医療機関を受診するなど、適宜判断しましょう。

セルフメディケーション税制

 医療費控除の特例として、健康増進の取り組みを行う人が、対象となるOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができます。

 税制制度については、セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)をご覧ください。