2024年10月17日

 前期終業式、33組の大塚喜耀さんと1年1組の小野木杏珠さんが生徒代表の話をしました。

 3年3組の大塚喜耀さん。「自分の弱さに向き合い、勇気を持って挑戦することで、自分を変えることができる」というテーマについて話をしてくれました。周りからどう思われるのか不安で、自分の意見を話すことや伝えることが苦手だった自分。「そんな自分を変えたい。過去の自分から変わりたい。」と思いながらも、なかなか勇気が出ず、挑戦できない自分がいることへの葛藤があったそうです。それでもスポーツステーションの団リーダーに立候補し、仲間のために行動する同じ黄団の団リーダーの姿に影響され、少しずつ自分の意見を伝えたり、大きな声で働きかけたりすることができるようになりました。自らの経験談をもとに、苦手なことに挑戦することで、新たな自分を見つけられることを全校の前で堂々と語ってくれました。

 自分の弱さから逃げることなく、立ち向かって挑戦する姿から、3年生としての誇りを感じました。また、自分を変えたいという強い思いが伝わってくる語りが素敵でした。

 

 1年1組の小野木杏珠さん。目指す自分の姿について話をしてくれました。小野木さんの目指す自分の姿は「仲間に寄り添い、支えることのできる自分」です。初めは、学級を支える立場でがんばりたいという気持ちで過ごしていましたが、議員の仕事や学級の仲間との関わりの中で、リーダーに対する価値観が変わっていったそうです。きっかけは、同じ1年生の仲間が、学校をよりよくするために、先輩がいる中でも自分の意見を堂々と伝えている姿を見たことです。学級だけではなく、岐南中学校全体を誰もが過ごしやすい学校にしたいという仲間の姿を受け、自分自身も学級だけではなく、学校全体を支えていける存在になりたいという思いが強くなっていきました。そして、学校をよりよくするために、まずは自分自身の行動をふり返り、自分の意見をもつことからスタートしました。自分の意見をもち、仲間に伝えていくことの充実感や仲間や学級のために行動することの楽しさを知り、後期生徒会副会長に挑戦する決意が固まりました。後期からは、生徒会副会長として、仲間が自分を支えてくれたことを忘れず、岐南中生一人一人が仲間に寄り添い、支え合うことができる学校を目指していきたいという思いを全校の前で、堂々と話をしてくれました。

 目指す自分の姿を実現するため、学級や学年だけではなく、学校全体に目を向け、行動に移す姿がとても素敵でした。後期からの小野木さんの活躍に期待しています。

 

生徒代表の話