2025年10月22日
キッズウィーク中の10月9日(木)・10日(金)、全校生徒の中から希望した代表生徒15名が石川県珠洲市を訪れ、「珠洲市・岐南中ボランティア交流活動2025」に参加しました。
10月9日には、緑丘中学校の生徒会の皆さんと交流会を行い、互いの学校紹介や質問交流をしました。また、モルック体験や、緑丘中学校が作った合唱曲「居場所」の練習も行いました。その際、岐南中の生徒が「みなさんにとって地域とはどのような存在ですか?」と質問すると、緑丘中学校の生徒からは「地域とは特別な存在であり、大切にされていることを実感できる自分の居場所である」という答えが返ってきました。
生徒たちはこの言葉を受け、地域とのつながりの深さを実感しました。また、地域は単なる場所ではなく、人と人との関係の積み重ねによってつくられるものであることを感じ、自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなりました。
交流の記念として、お互いの県花を植える活動も行いました。緑丘中学校は「クロユリ」、岐南中学校は「れんげ草」を植え、互いの県花を持ち帰り育てていく予定です。この花を育てる中で、今回学んだことや震災の経験を風化させず、次の世代へつなげていきたいと思います。今回、交流の機会を設けてくださった珠洲市立緑丘中学校の生徒の皆さんと先生方、本当にありがとうございました。
また、これまで珠洲市への募金のために続けてきたアルミ缶回収で集まったお金も、珠洲市教育委員会に届けてきました。この募金は、私たちの活動だけでなく、先輩たちの努力や地域の方々のご協力のおかげで実現できたものです。本当にありがとうございました。





