2025年5月15日
5月14日(水曜日)に開催された学校運営協議会にて、令和7年度前期生徒会執行部が、今年度の岐南中学校の地域貢献活動について発表しました。今年度の生徒会では「独・創・成」のスローガンのもと、地域に根ざした活動を通して、生徒一人ひとりの主体性と社会性を育むことを目指しています。
発表では、昨年度に実施した珠洲市でのボランティア活動や清掃活動、あいさつ運動・アルミ缶回収などの取組について報告を行いました。生徒たちは、「自分たちにできることは何か」を主体的に考えながら、地域のために積極的に行動する姿勢を育んできたことを報告しました。
今年度の活動のキーワードは「岐南中が 夢を育み、安心して暮らせるまち ぎなんの主役に」です。この目標のもと、珠洲市立緑丘中学校との交流や園児との合唱活動、「花でぎなんをつなぐ」グリーンプロジェクトなど、より多様な地域貢献活動を計画しています。
また、協議会の中では、最近のニュースで報じられる中学生による様々な事件について中学生としてどう思うか、意見を求められる場面もありました。これに対し、生徒会長の伊藤璃子さんは、「日常の中で人権感覚を高めていく姿勢を育むことが必要です。岐南中では学級ごとに『学級人権宣言』を掲げ、その意味を考えながら行動するよう心がけています。こうした取組が、事件の未然防止にもつながると思います。」と話しました。
副会長の杉本にこさんは、「事件は本人だけの問題ではなく、本人を支える周囲の環境も大切です。岐南中では、学級内や地域とのつながりを大切にし、温かい環境をつくっており、そういう努力で事件を防げると考えています。」と話し、本校が地域貢献活動に力を入れている意義を改めて話しました。
岐南中生一人ひとりが地域社会の一員であることを自覚し、卒業後も自ら行動できる力を育んでいけるよう、今後も継続して取り組んでいきます。地域の皆様には、今後とも、生徒たちの地域貢献活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

