2025年10月22日

 10月10日は、珠洲市にある仮設住宅の集会場を訪れ、学校紹介や現地の方々との交流を行いました。また、岐阜県のラーメン店「あらき軒」さんと「らぁめん りきどう」さんのご協力をいただき、ラーメンの炊き出しも行いました。

 交流活動を通して、辛い状況の中でも私たち岐南中生を笑顔で迎え入れてくださる珠洲市の方々の温かさを実感しました。また、現地の方々は、被災前からのつながりを心の支えに困難を乗り越えてきたこと、さらに被災をきっかけに新たなつながりが生まれ、互いに支え合いながら地域の輪を広げていることを教えてくださいました。その姿から、私たちは「本当の温かさ」や「つながりの深さ」の大切さを学び、岐南中生が今後目指すべき生き方を考える機会となりました。

 岐南中の生徒たちも、自分にできることは何かを考え、率先して行動することで、集まってくださった方々との交流は笑顔にあふれ、優しさや温かさで満ちた素敵な時間となりました。最後には、現地の方から「被災してから今日が一番楽しかった」という言葉をいただき、岐南中生の思いが確実に伝わった瞬間でもありました。

 2日間の交流を通して、学校と地域とのつながりの深さや温かさを改めて実感し、岐南中学校が今後目指すべき姿を明確にすることができました。今回学んだことを全校ディベート集会で岐南中生に確実に伝え、岐南中が今後どのような方向へ進んでいくのかを明らかにしていきたいと考えています。また、この学びを岐南町の皆さんとも交流し、これからも継続的に発信していきます。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

珠洲市・岐南中ボランティア交流活動2025