2025年5月15日
5月14日(水)、本校3年生は、広島平和記念資料館ピースボランティアであり、被爆体験伝承者(厚生労働省事業)としてご活躍されている辻 靖司様を講師にお迎えし、平和講話を実施しました。
講話では、辻さんが被爆者の方々から直接受け継がれた被爆体験や、戦時下の人々の暮らし、原爆による被害の実態について、具体的かつ丁寧にお話していただきました。実際に語り継がれたお話に耳を傾ける中で、生徒たちは「戦争とは何か」「平和とは何か」という問いに真剣に向き合い、一人ひとりが深く考える時間となりました。
また、辻さんは、「平和学習はいつでもどこでも誰でもすぐにできる」と語られました。この言葉は、これから広島平和研修を控える生徒たちにとって、大きな指針となるメッセージでした。
今回の講話を通して、生徒たちは被爆体験伝承者の思いを受け止め、自らが平和をつくる一員であることを自覚するきっかけを得ました。今後の研修では、この学びをもとに、さらに主体的に平和について考え、辻さんの生き方から自分たちの生き方へとつなげていく姿に期待しています。お忙しい中、本校3年生のためにご来校いただき、ありがとうございました。


